花見弁当

2003年4月8日
 都内のマンション現場。昨日とは違う所だ。空手兄貴が休みなので、代打で新人監督と2人で2リュウベの客土入れと、若干のオオムラサキの植栽。半日で終え、帰り道に浅草近辺の隅田川のほとりで昼食。
 サクラが咲いている。お花見客や遊覧船が通る。お弁当を食べながら、今年唯一のお花見だ。
 風が強いが、気温は暖かく、体がだるい。
 会社に戻り、ゴミ捨てに行く。ゴミ捨ての手順も新人監督に教え、今日はほとんど2人で行動。
 あとは売店の草取りをちょっとやって会議。
 大雨が降ってきた。
 春の嵐の空模様。
 私の心も大嵐だ。
 長男が中学校に入学し、次男が小学校2年生になった。
 父親の私がこんな体たらくでいいのかな?
 いいわきゃないわな。
 自分の愚かさに心は大揺れに揺れている。
 ああ、安定したい。
 せめて心だけでも安定したい。
 焦りは禁物と思いながらも、夜もよく眠れない。
 少しゆっくりしようかな?
 それから、バリバリ稼げるお父っつぁんになって、子供が成長してから、植木屋をやり直そうかなと、真剣に考えてます。

兜町

2003年4月7日
 日本橋兜町の細長いマンション周りの植栽。都内のマンションはいつも細長い。量的に大したこともなく、4人も面子がいるので、すぐ終わるかと思ったが、あにはからんや、タイル屋が終わらず待ち。ヨーロッパゴールドとイヌツゲを植えるだけなのに・・・。
 埒があかないので、3時ごろ、私とオート親爺の2人は早帰り。
 会社の畑に残ったツゲを植えて5時に仕事終了。みんなの帰りを待ったが、5時半過ぎても戻ってこないので、気が引けるが先に帰宅。
 帰りがけに写真屋に、昨日撮ったカタクリとサクラのポジフィルムを現像に出す。どんなに移ってるだろうか?うまく撮れてたら、カタクリを「今月の花」で紹介しよう。
 家に帰ってからは、読み飽きた本をまた読んで、焼酎を軽くやる。いつものパターンだ。夜がふける前に眠ってしまうだろう。植木屋の朝は早い。体も疲れている。
 今は労働だけが人生だ。
 早く楽隠居がしたい。

小ドライブ

2003年4月6日
 子供たちの春休み最後の日曜日なので、小ドライブで東秩父村と小川町に行く。
 東秩父の登谷高原牧場でアイスクリームを食べ、エミューや大きなヤギを見た。
 それから小川町のカタクリとオオウラサキの林でカタクリの写真を撮り、仙元山展望公園でお昼を食べる。子供たちは、ローラー滑り台で遊んでいる。
 風が強いが、幸せな時が流れる。
 ちょっと寒い。
 帰りに子供の靴や、私の地下足袋を買って、ガソリンを入れたりしたので、5時を回って帰宅。私自身は寒くてさえないドライブだったなと思っていたが、子供たちは結構楽しかったとのことだ。
 夜はおふくろが送ってきたイチゴ大福を食す。うまい。おふくろから何度も電話があり、孫たちに感想を聞いていた。
 私は風呂に入り、軽く焼酎を飲み、早くに寝てしまった。
 明日は都内の現場で早出だ。新しい地下足袋でがんばろっと。

平穏

2003年4月4日
 またもや畑の整備。
 ユンボで埋める予定だった枝を仕分けし、チェーンソーで寸断して、別の場所へ整理。昨日伐採したヒノキも寸断。チェーンソー使いはお手のものだ。
 山と積まれた枝をきれいにするのに、4時までかかった。
 その後、枯れたツツジを掘り返し捨てる。畑の回りに土留めのツツジを約10本植え、ゴミを片付けて5時。会社に帰り、買い物の領収書を精算して、5時半帰路につく。
 春の日差しの中、一人で平穏な日だ。
 ほどよい疲れの中、車で家に向かう。
 いつもこんな調子で、収入もそれなりならベストなんだが・・・。入社したてのころが思い出される。あの頃は毎日がこんな感じだったのになあ。
 明日も雨か?
 また休みか?
 私の人生は一体どうなってしまうのか?

雨中の迷走

2003年4月2日
 雨で休み。
 体が疲れていて、切った親指が痛いのでちょうどいいや。
 職安でも行こうかなと思っていたが、子供を友達の家に送ったり、古本屋に行ったり、病院へ行ったり、LOTO6を買ったりしていたら、職安に行く気力が失せてしまった。
 ネットで情報が見れるんで、行っても同じかなと思ってしまっているんだけど、職安暗いし。
 今望むことは、普通に暮らしたいってことだ。子供も小さいし、家族でいられるだけで充分幸せだ。余計な夢を見ないで、コツコツと働いて、県営団地で暮らしていければ幸せ。
 40歳になってはじめて堅実な生きかたが、いかに素敵なことか分かった気がする。
 人間別に大きな事をしなくても、よい友人や趣味や家族に囲まれて、淡々と生きていけばそれで結構幸せなもんだ。ヨットの鷹号で遭難して、一人生還した人も、そんなこと言ってたな。死に直面すると、なんでもない日常が本当に素晴らしく思えるんだと。
 でも、血が滾ることがあるでしょ?人生を突っ走りたくなる時が。それで人間は冒険をしたり、何かに賭けたくなったり、右往左往するんだろうな。
 フツーの生活。
 フツーでいいや、もう。

粉砕

2003年4月1日
 会社の畑に貯まった枝を粉砕機でひたすら粉砕。
 リース屋で借りてきた粉砕機で粉砕粉砕また粉砕。途中で剪定ノコで親指を傷つけ、ちょっと戦線離脱。消毒をして、バンソウコウを貼って、また粉砕。
 腰と腕に来るぜ!
 結局リース屋に機械を帰すまでで7時。残業はつかない。途中で粉砕機が壊れてしまったためだ。なんてこった。
 粉砕機での作業は騒音・振動が物凄く疲れる。ティッシュで耳栓をして、マスクをして作業したが、それでも鼻の穴も耳の穴も真っ黒。喉も真っ黒、服のポケットや隙間という隙間に木屑が入ってしまった。
 うーん、粉砕。オソロシヤ。
 ところで明日は雨の予報。
 また休みか?
 お金が・・・。

パラダイス

2003年3月31日
 ソメイヨシノが開花。長男も生意気に明日花見に行くそうだ。
 ユキヤナギやレンギョウも白や黄色に地を彩っている。
 暖かく、ほのぼのと、世間は全くパラダイスだ。
 私自身ものほほんと四肢に力が入らず、てれてれ仕事をしている。もっとも、年度代わりで仕事がなく、相変わらず会社の畑の整備だが。
 畑の回りのヒノキやサンゴジュを剪定している。
「木を着るのがそんなに楽しい?」と以前、監督Eさんが言っていたが、確かに飽きるな。これだけ延々と木ばっか切ってると。
 植木屋に向いてないのかな?
 公共仕様じゃなくて、庭師的に一本一本丁寧に木バサミで剪定すれば楽しいのだろうけど。
 とにかく、春に浮かれてホよよーンとしている場合じゃない。
 このままいくと、来月には破産だ。
 金になる仕事を見つけなきゃ。
 もう、植木屋じゃなくてもいいや。
 子供を食わせていける仕事なら、何でもします。この日記を読んでいる人、誰かいい仕事紹介してください。一生懸命頑張ります。
 ところで、レッズ対フェイエノールトの試合のチケット申し込まないと。
 小野伸二の凱旋を祝いましょう。

花冷え

2003年3月29日
 ちょっと寒い。
 花冷えだ。
 今日も仕事がないので、会社の畑で剪定作業。サワラだかヒノキだかをチョップ。結構重労働だ。ヒノキの葉の裏はXだったけYだたっけ?調べましょう。
 チェーンソーで枝を細かくして捨てる。チェーンソーの扱いもうまくなったものだ。
 しかし、葉切り屋。
 葉をひたすら切るだけ。
 やっぱ、もっと”美”を追求した剪定を修行しなけりゃな。
 5時半で帰路。
 途中で金物屋に寄って、「小次郎」の修理。先日下請けのD木さんに貸した時、取っ手のビスが取れてしまった。修理代は無料。ここで岡恒の長手が「小次郎」に変身したのだ。
 家に帰ると母親から送られてきた、佳い肉と佳い酒が待っていた。
 したたかに食って、飲む。
 幸福だ。
 明日は日曜日。
 体を十分休めよう。

春は曙

2003年3月28日
 体がだるい。
 春だから。
 ハクモクレンの白や、サンシュユの黄色や、サクラのピンクが空を覆い、ホトケノザやオオイヌノフグリの紫や赤が湿地帯の地面いっぱいに咲いている。
 暖かい。
 私の心も上の空だ。
 本日は公的な仕事もなく、会社の畑で剪定作業。兄貴のカヤの大木剪定の手元をやり、これまた巨大なマテバシイ数本を落とす。手は随分早くなったが、公共仕様のごつごつ剪定だ。
 会社の畑の古い木々はみんな巨木で、それだけ会社の歴史を物語っている。
 過去から入っている’手’も、ヘタな若い職人が練習に使った過去があるのか、形も切り跡もバラバラで変。植木屋の植木がこれでいいのかというくらい整っていない。
 それでもめげずに頑張って丸く仕上げた。私ももうちょっとデリケートな剪定を心がけないと、変な癖がついてしまいそうだ。やはり剪定は早けりゃいいってもんじゃないでしょ?
 公的な仕事じゃないので、帰りは5時10分。家にも6時過ぎには着いて、発泡酒と焼酎を飲み、サッカー「日本対ウルグアイ」戦を見る。また、引分けだ。弱いな日本。ジーコもうかうかしてると首になっちゃうよ。
 というわけで、あとは気絶するように寝た。
 春だ。
 気持ちいい。

さまよえる子羊

2003年3月27日
 さまよえる子羊が、春の日差しの中、街路樹の緊急修繕剪定だ。
 シラカシ、クスノキ、サザンカ、キンモクセイなどが植えられた歩道者用のロータリーで剪定開始。角地で植木のためブラインドになってしまっているのを、視界良好にするのだから、乱暴な大透かしだ。ザックザックと凄いスピードで剪定。別の場所の除草も含め3時前には終了だ。
 帰りがけにゴミを捨てに行く。物凄く込んでいて、会社に戻ったのは5時。これで全仕事終了だ。
 ところで、私はさまよえる子羊。未だに自分の歩くべき方向性がはっきりしない。
 庭師か造園家か?
 庭師なら、庭師としての仕事をやる会社に変わるべきだろう。造園家なら施工管理などをやりながら、設計の仕事も覚えるべきだろう。
 その辺をハッキリさせずに、ウロウロとおろおろと仕事をしているのが現状だ。
 庭師の修行だとお金があまりもらえない。これでは資本が貯まらない。
 施工管理をやっても、今の会社ではお金があまりもらえない・・・・。
 なんだ、回答は出ているじゃないか。
 今のままでは、ダメだってことだな。
 発奮しろーっ!

2003年3月26日
 見沼の斜面林は、花花花。
 燃えている。
 赤やピンクや白は、ウメ、早咲きのサクラ、コブシなどが彩っている。
 仕事の休み時間に昼寝をしていても、心地よい薫風が頬に触れる。 眠い。
 本日は某学校にて芝張り工をして、それから太枝の枝降ろし。ロープで吊って、チェーンソーでケヤキの枝を降ろす。豪快だ。
 仕事の後は、日報を書いて、5時20分に帰途についた。
 夕方の風も暖かい。
 コンビニでおかきとコーヒー牛乳とタバコを買って、車で家に向かう。
 途中でスキーと空手の写真を取りに行く。
 スキーは飲み会の写真ばかりだ。空手は取りとめもない試合シーンが延々フィルム3本半。
 風呂に入り、発泡酒を飲み、本を軽く読んで、TVをチョット見た。
 もう眠い。
 さて寝よう。

雨天決行

2003年3月25日
 雨なので休みかと思ったら、仕事だ。
 公園の剪定後の後片付け。
 これで長かった、某公園剪定は終わり。
 雨の中、ひたすらパッカーに全員で枝葉を集めて詰め込む。雨がひどい。カッパを着ているので、汗でシャツもビショビショだ。
 しかし、仕事も午後2時前には終了。ゴミを捨てに行って、3時には万事終了だ。やる事がないので、車の整備や、道具の整備で5時を迎え、ダッシュでうちに帰る。
 帰ってからは、本を読みながらビールを少々。やはり労働後のビールはうまい。
 風呂も入らず、何時の間にか寝入ってしまった。
 土木施工管理士の勉強は遅遅として進まない。どうしよう?すでに半分諦め状態か?
 さて、明日の仕事は決まっているが、明後日からの仕事の予定がないぞ。会社も暇みたいだ。
 どうしましょ?

映画

2003年3月23日
 ロード・オブ・ザ・リングを家族で見に行った。昨日の酒が効いて二日酔いだ。映画は迫力があって面白かった。子供たちも大満足だが、特に妻はロード・オブ・ザ・リング・マニアなので、涙が出て止まらない程感動したそうだ。
 感動するのはいい事だ。
 家に帰って、遅い昼ご飯を食べて、本を読み、暫し眠る。体全体が疲れていた。3連休にして、空手の試合と妻の親友邸訪問、造園学校の同窓会、ロードショー鑑賞と1日1日を楽しんだが、まったりとした午後や、ゆったりとした朝を楽しみもした。
 時間がゆっくりと動くというのは、いいもんだ。この1年間、せっつかれてせっつかれて、追われ追われて生活してきたなあと思う。
 造園学校の同窓生の中には、うらやましいほど優雅に時を漂っている人もいる。せっかく生まれたのだから、そんな人達のように、人生の一瞬一瞬を味わい尽くし、楽しみたいものだ。
 映画を見たり、釣りをしたり、空手や野球を楽しんでやり、仕事にも楽しんで没頭し・・・。
 人生40年。折り返しに入った。
 これからは、完全マイペースのB型男で、不動心。

1周年

2003年3月22日
 今の会社に入って1周年である。
 今日は造園学校の同窓会があり、造園1級施工管理技士の免状が来た。
 1年である。
 1年は長い。
 今まで得たものは何か?
 いろいろ反省。
 造園技術者としては何もない。
 施工管理の免許と1年の無駄遣いだけ。
 あとは、飲んで寝てこき使われた忌まわしい過去が残っただけ。
 今日の同窓会でも、方向性をきちんとしないといけないと、みんなにアドバイスされた。
 方向性。
 目指す方向は庭師だ。
 造園家でもいいが、とにかく庭が造りたい。
 今は葉切り屋だそうだ。
 本当に葉切り屋・・・。
 でも、私は一生懸命やっているんだ。
 明後日くらいを見よ!

目まぐるしく

2003年3月21日
 ああ、忙しい。
 今日は空手の交流試合が大崎であり、車で出かけた。お彼岸で3連休のためか道が込んでいて、2時間半かけて、大崎の体育館につく。
 私の子ども2人も試合をした。2人とも2試合して、長男は2勝、次男は1勝1敗だった。
 私は会場係を手伝って、写真を撮りまくる。写真は道場のHPに載るだろうと思い、4本も撮ってしまった。
 交流試合が終って、芝浦に住むカミサンの親友の家に行く。近くのモツ煮込み屋でモツ煮込みを買い、イタリアン・レストランでパスタを食す。
 カミサンの親友の家に帰って、モツ煮込みとビールで乾杯し、SASUKE2003を見て、PM10:00散会。家路に着き、11時半帰宅。
 カミサンの親友の子ども達は、私の子ども達と兄弟2人で、長男次男それぞれ同じ年。大変盛り上がって遊んでいた。本当にバラエティに富んで面白い1日だったとのことだ。
 私も目が回った。
 目が回ったが、なんだか楽しい1日だった。
 明日は造園学校の同窓会。
 またまた楽しみだ。

戦争

2003年3月20日
 戦争が始まった。ゴミ捨てのパッカー車の中で聞くラジオも戦争一色だ。
 アメ公の奴ら何考えてんだ。人の国にあんまり干渉すんな!石油が出なけりゃイラクも安心だったのに。餓虎のようなアメ公め!
 というわけで、いつものように朝いちでゴミ捨てをして、某公園にてキョウチクトウの剪定。毒がある植物なので、汁が目などに入らないように気を使う。キョウチクトウはどこの原産だったけ?インド?もしかしたらアラビアか?
 しかし、仕事は進まない。大きなドブのまん前で鉄柵も邪魔して、作業環境がよくない。兄貴がチェーンソーで鉄柵をガリガリやってしまって、歯を研ぎなおしたり、笹や雑草を取り除くのに梯子を使う羽目になったり散々だ。
 午後からは、またもや片付け。キョウチクトウの毒のせいか、露出してキョウチクトウによく触れる手首がかゆい。
 それでも4時40分作業終了。完了ではないが終了。パッカー車で最後のゴミ捨てに行く。今日は3回もゴミ捨てに行った。まさにゴミ屋。
 フーッ、疲れた・・・・。
 でも、開放感。
 この開放感が肉体労働者にはたまらない。
 帰りに監督Eさんより、街路樹管理の書類作成の手伝いを要請される。公共工事の書類の書き方を教えてくれるとのことだ。これで少しは現場代理人に近づけるか?
 植木屋マイスターで生きていくため、それなりの収入を得るためには、現場代理人もできなちゃね。
 勉強勉強。
 修行修行。
 でも、植木屋って仕事も、もっと楽しまなくちゃな。

2003年3月19日
 春だ。
 いろんな種類の小鳥が鳴いている。
 ウメやヒカンザクラやジンチョウゲなど百花繚乱。いい香りが漂ってくる。
 春は生命力が復活する時。私の力も復活し、良い仕事につけますようにと祈るばかりだ。
 今日も朝からゴミを捨てた。
 昨日の続きの街路に行くと、既に剪定は終りに近く、最初から片付けだ。たいした量も無いのですぐ終った。午前中で剪定は終了。
 午後からは街路樹の低木緑地帯に施肥だ。顆粒状の化成肥料をバケツにあけて、手で撒く。歩きながら撒き、車を2人で交互に移動しながら、工事写真を撮り、空になったバケツに肥料を追加し、さらに撒く。実に単調な仕事だが、ほのぼのと撒く。
 1袋15kgの肥料を18袋撒いたところで5時。仕事は終了だ。 今日の日報をつけ、写真を現像に回し、5時50分会社を出た。
 家に帰って、発泡酒を2本飲んで、土木管理士や植物図鑑やその他の本を軽く読んで寝る。風呂は入らなかった。
 今日も短調で低賃金の1日が暮れた。
 毎日不安なんですけど・・・。
 こんなんでいいんでしょうか?

なんだろう

2003年3月18日
 朝ゴミを捨てに行き、サザンカ刈り込みの後片付けをし、スダジイとモチを抜く。私は剪定が早くなったが、葉を落としすぎだ。反省。
 午後2時過ぎ再び片付けに入る。助っ人が手伝ってくれたので、少し気は楽だが疲れた。
 なんだろう。疲労が抜けない。そんなに辛い仕事でもなく、剪定する時間も増えて、結構楽しんでいるのに、疲れが残る。
 飽きたのだろうか?
 重労働の割りにはお金にならないので、モチベーションが出ないのか?
 とにかく体が重いぞ。気も重い。
 燃えるような、あるいは楽しくてし方がないようなウキウキ気分で仕事をしたいのに・・・。
 やはり、今の状態では無理か?
 悪い条件が重なりすぎている。
 どうすればいいんだ?
 この焦燥と重苦しさを除くには・・・。
 結局、学校時代が楽しすぎたのかもしれない。
 現実はこんなもんだろう。
 後はお金に見合った、食っていける場所を探すしかない。
 さて行動行動・・・。

開眼

2003年3月17日
 剪定に開眼した。
 気のせいか?
 気の迷いか?
 早くかつきれいにできるようになった。
 今までとどこが違うんだろう。
 何かが見える。
 すごく嬉しい。
 もっとがんがん剪定して、腕を上げよう。
 でも私は庭が造りたい。
 造園家か庭師と呼ばれたい。
 庭の設計でもしようかな?
 今日のタックル:剪定ノコ:ゴム太郎Pro.、岡恒剪定バサミ200mm

フワー、よく寝た

2003年3月16日
 1日中寝た。
 時々本を読む。
 疲労回復には睡眠が一番。
 心の疲れはなかなか取れないが、軋んだ体は休ませないと。
 メールで造園学校の同窓会のお知らせが来ている。楽しみだ。
 夕方からはビールを少し飲んで、TVを見る。退屈な時間がいとおしい。毎日毎日忙しく辛いからなあ。
 人生はまだ半分しか経過してないのに、爺さんにでもなった気分だ。ゆっくりとまったりと暮らしたいと思う。もっとやりたいことをやって、凝り性に好きな道に没頭して。
 庭も造ってみたいなあ。何の為に造園業に就職したんだろう。
 今後のことや、夢想していることを整理して、一度紙にまとめてみよう。
 自然の流れに任せて生きるのは、いいことだけど、落ちていくだけだしなあ。
 人生から降りて、粋人のように生きたいけど、まだまだ俗気は抜けないや。
 

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