売れない売文稼業

2004年6月2日
 韓国の遊び方を指南するガイドブックが、昨今の韓国ブームに乗って山ほど出ている。が、しかし、男性向けの夜の遊び方の本でなかなか面白いと思ったのは、有名な「韓国夜の遊び方」データハウス刊と、「おいしい韓国極上のソウル 男性編」文芸春秋社刊のたった2冊きりだ。
 私も先般韓国にビジネスで行った際、この2冊をバイブルのようにおし抱いて勇んで出かけたのだが、韓国ソウルでの特別コーディネーター白サンジュン氏にその2冊を見せたところ、鼻で笑われてしまった。
 曰く「内容が古すぎますねえ。書いてある値段が違うし、写真の韓国人の着ているものが古臭い」とのこと。
 韓国に行く際、白氏にはくれぐれも「日本人の来ない所」「日本人観光客が知らない所」「日本のガイドブックに乗っていない所」へ連れて行ってくれるよう頼んでおいて、向こうではまさにその通り、しかも王侯貴族のような歓待を受けて帰ってきたのだが、その記録は完璧にノートとメモに取ってきた。写真も36枚フィルム20ロール以上撮っただろうか。ほとんどソウルとその周辺利だけで、この情報量だ(自慢!)。
 王侯貴族のような歓待といっても、朝昼夜の食事はあくまで韓国の一般の人達が利用するような所にしてもらい、韓国の現実社会を垣間見ることも忘れないように気を使った。まあ、訪韓の目的はあくまでビジネスが主体で、取材は従の関係だったのだけど・・・。
 しかし、これらのデータと実際に白氏や友達になったMISS 金(ネット・ブティック経営)や、ソヒちゃん(23歳OL)の話をもとに、韓国の最新の遊び方ガイド記事を書いたわけだが、大手の「講談社の週刊現代」や「集英社の週間プレイボーイ」に売り込みに行ったら、門前払いを食らった。
 「小学館の週間ポスト」にも行こうと思ったが、同じような扱いを受けるのは目に見えているので止めた。
 私は若い頃、上記の集英社と講談社の懸賞企画に応募して、実際に編集者から接待まで受けたことがあるが、大手出版社の編集者がいかに優雅に(暇を持て余して)仕事をしているかを知っている。
 それなのに門前払い・・・。
 この韓国大ブームの中、最高のガイド記事(男性編)を携えて来た、優秀なライターに向かって、まずは郵送にて企画の概要書を送ってくれだと・・・。馬鹿にしやがって!!郵送したってシカトされて、ゴミ箱ポイってことも俺は知ってるんだよ!
 なんとか情報が腐る前に売文に成功しなければ。
 次の企画もあるし(あくまでビジネスのついでだけど)。
 とりあえず皮肉と売り込みの意味を込めて、この日記を各編集部へ送ってやる。ついでにヒット数3万オーバーを誇る、この日記のURLも添えて。
URLはこれだ!どうせ暇なんだから、編集部のパソコンのネットで読んでみろ!
URL:http://diarynote.jp/d/21764/0_0_0 
PS:うちのカミさんにNHK出版から「世界の子育て」について記事を書いて欲しいと、矢のような催促が着ている。売れっ子作家はいいなあ・・・・・。

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