バラ祭り初日

2003年5月17日
 売れている。
 バラが飛ぶように売れているようだ。
 今年は与野公園に行かないので、実際にこの目で見ていないが、追加がドンドン入る。
 昨年までの契約農家が手を引いたとか、育成してくれているY園のバラの本数が少なかったため、今年は地味にやるのかと思ったが、別の育成者からも買いつけ、本数的には去年より少ないが、それでも相当数出した。
 そして売れているみたいだ。
 バラは美しい。
 様々な園芸品種があり、人類に最も愛されている植物の一つだろう。
 覚えている品種名だけでも「ラブ」「タンクライヤー」「かがやき」「ブルームーン」「パパメイヤー」「ミスターリンカーン」「J.F.ケネディ」「サマンサ」「ホワイトクリスマス」「パスカリ」まだまだある。すごい数だ。
 でも、美しいバラには棘がある。
 営業のAさんは棘で耳を切ったし、私たち全員、手首や腕が傷だらけ。
 美しいものには棘がある。
 なんかいいな、そういうのって。
 世の全てに陰陽があるように、美しいものには何かかあるのだ。
 世の中簡単にはいかないわけだ。

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