春は曙

2003年3月28日
 体がだるい。
 春だから。
 ハクモクレンの白や、サンシュユの黄色や、サクラのピンクが空を覆い、ホトケノザやオオイヌノフグリの紫や赤が湿地帯の地面いっぱいに咲いている。
 暖かい。
 私の心も上の空だ。
 本日は公的な仕事もなく、会社の畑で剪定作業。兄貴のカヤの大木剪定の手元をやり、これまた巨大なマテバシイ数本を落とす。手は随分早くなったが、公共仕様のごつごつ剪定だ。
 会社の畑の古い木々はみんな巨木で、それだけ会社の歴史を物語っている。
 過去から入っている’手’も、ヘタな若い職人が練習に使った過去があるのか、形も切り跡もバラバラで変。植木屋の植木がこれでいいのかというくらい整っていない。
 それでもめげずに頑張って丸く仕上げた。私ももうちょっとデリケートな剪定を心がけないと、変な癖がついてしまいそうだ。やはり剪定は早けりゃいいってもんじゃないでしょ?
 公的な仕事じゃないので、帰りは5時10分。家にも6時過ぎには着いて、発泡酒と焼酎を飲み、サッカー「日本対ウルグアイ」戦を見る。また、引分けだ。弱いな日本。ジーコもうかうかしてると首になっちゃうよ。
 というわけで、あとは気絶するように寝た。
 春だ。
 気持ちいい。

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