2,000本のツツジ

2002年12月14日
 低木植栽が続くスキップシティ。人数をかけないので、日数がかかってしまっている。2,000本のツツジ(キリシマ・サツキ・ヒラド各種)を植えつづけている。腰が痛い。おまけに風邪。体調が悪くても、いつも通り働かなくては行けないのが、職人のつらい所だ。
 ひたすら小さな穴を掘り、植える。植えたところは次の穴を掘った土で埋め戻しながら、また植える。足で根の回りを踏み固めつつ、次のツツジへ向かう。ヒラドツツジが膨大なので、ヒラドツツジを見るとクラクラ目眩がしてくる。
 キリシマは何本か何故か狂い咲いていた。
 花芽も付いているので、春になれば美しいツツジの花が咲き乱れるのだろう。その頃に、この現場に来てみよう。
 通りかかる人たちも「木が入ると良くなるねえ」「きれいだねえ。花を見てみたいねえ」などと呟く人が大勢いる。
 「ヤマモモかあ。値の張る木を使うねえ」と言っていた土木職人のおっさんもいた。よく知ってるもんだ。ヤマモモは樹高3m、枝張り0.8mで34,000円と「緑のデザイン図鑑」に出ていた。今回のはいくらで出したのかは知らないが、樹高・枝張りとも図鑑と同じくらいだ。1本3万円以上の街路樹・・・金使ってんなア川口市。
 来年の春は、子供達を連れて見学に来よう。プラネタリウムや天文台、情報通信系の見学場所があるだろうから。
 そう、ツツジの花の咲く頃に。

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