刃物研ぎ師
2002年11月22日 今日はお休み。
朝から病院行って、破傷風の予防注射を打ってきた。これで破傷風の予防注射も最後だ。
その後、大宮駅周辺にてショッピングetc.・・・。「落葉樹の庭つくり」「庭木のお医者さん」という本を買い、大宮ロフトに来ている播州刃物研ぎ師の所へ、愛用の木バサミ・剪定バサミ・刈り込みバサミ・剪定ノコを持っていった。
研ぎ師は開口一番「ノコの目立てはできまへん!」と言う。本当は切れないノコに辟易して、各刃物類はついでに持っていったのだが・・・。
仕方がないので、木バサミと刈り込みバサミと剪定バサミの研ぎをお願いする。「1時間半ほどかかりまっせ」との事なので、埼玉県庁へ行くことに。播州産の木バサミや剪定バサミが目に入る。どれも1万円前後するものだが、欲しい!
県庁に行ったのは、情報公開センターにて造園2級技能士の私の得点を公開してもらうためだ。結果は無残。実技の技術試験80点満点中13点(ゲッ!)。実技の要素試験20点満点中9.5点(ゲゲッ!でも8点以上が合格ライン)。筆記試験は7割程度(一応合格してたけど9割は出来たと思っていたのでゲゲゲのゲッ!)。実技は計60点以上で合格だが、私はなんと23点(ナンジャコリャーッ!?)。これは、今度の施行管理士に向け、相当勉強しなければ。
取って返して、刃物研ぎ師だ。剪定バサミも木バサミも刈り込みバサミも、きれいに研ぎ澄まされ、紙さえ切れるようになっていた。研ぎ方を実際に見て教わろうとしたが「夕方6時過ぎにきなはれ。そうすれば全部の研ぎが終わって、教えてあげられまっせ」と言われ、うちに帰る。研ぎ代はしめて2,800円。
家では心を入れ替えてお勉強をし、その後まったりと昼寝。ああーー気持ちいい。平日休んで昼寝や読書(お勉強)はサイコーだ!
そんで夕方、再びロフトへ。別の木バサミと剪定バサミを持っていって、実演しながら、研ぎ方を教わる。
「あんさんのは裏がダレてしまってるのや。裏側は砥粉と竹のへらで汚れを落すだけ」
「植木屋さんはみんな研ぎすぎや。植木用の刃物はそんなに研がんとよろしい。こっからはあんさんらに出来ない作業やで」と言って、ガタガタになった刃をグラインダーできれいな線を出す。
そして砥石で表を磨く。神業のように手早く磨く。砥石で磨く時は、行って戻ってと磨いてもいいそうだ。ただし、戻りの時に角度が変わらないように注意する事が大切なのだそうだ。
「さあ、切ってみなはれ」と木切れを渡され切ってみる。これが切れる! 岡恒の説明書では裏側も研いで角度を付けないと、太枝を切った時噛んでしまうので、角度を付けるように書いてあるが、それではダメらしい。
「3ヶ月に一遍来ますから、また腕を上げたらおいでえな」と言われ、再会を期して名人研ぎ師と別れる。腕を上げたら、あの1万円の剪定バサミと木バサミを買うぞ!
鋼の良し悪しなんかの解説も受けたが、名人研ぎ師が持って来た素晴らしい剪定バサミと木バサミが似合う植木屋になんとしてもなりたいものだ。ちなみに2回目の研ぎ代は、実演・解説付きだったが、なんとタダ!さすが職人肌!
その後は、ボックスレンチやヤスリやドライバーやゴム手をホームセンターで買い求め、家に帰って剪定ノコの目立てを自分でやった。果たしてどのくらい切れるようになったのやら。
今度はノコの目立てを誰かに教わろう。いいノコも1つ買おう。
ああーー、それにつけても腕を上げたい。
あの名人研ぎ師の神業のような手を、自分も植木屋として身につけたい。
チクショー!頑張るぞ!!
朝から病院行って、破傷風の予防注射を打ってきた。これで破傷風の予防注射も最後だ。
その後、大宮駅周辺にてショッピングetc.・・・。「落葉樹の庭つくり」「庭木のお医者さん」という本を買い、大宮ロフトに来ている播州刃物研ぎ師の所へ、愛用の木バサミ・剪定バサミ・刈り込みバサミ・剪定ノコを持っていった。
研ぎ師は開口一番「ノコの目立てはできまへん!」と言う。本当は切れないノコに辟易して、各刃物類はついでに持っていったのだが・・・。
仕方がないので、木バサミと刈り込みバサミと剪定バサミの研ぎをお願いする。「1時間半ほどかかりまっせ」との事なので、埼玉県庁へ行くことに。播州産の木バサミや剪定バサミが目に入る。どれも1万円前後するものだが、欲しい!
県庁に行ったのは、情報公開センターにて造園2級技能士の私の得点を公開してもらうためだ。結果は無残。実技の技術試験80点満点中13点(ゲッ!)。実技の要素試験20点満点中9.5点(ゲゲッ!でも8点以上が合格ライン)。筆記試験は7割程度(一応合格してたけど9割は出来たと思っていたのでゲゲゲのゲッ!)。実技は計60点以上で合格だが、私はなんと23点(ナンジャコリャーッ!?)。これは、今度の施行管理士に向け、相当勉強しなければ。
取って返して、刃物研ぎ師だ。剪定バサミも木バサミも刈り込みバサミも、きれいに研ぎ澄まされ、紙さえ切れるようになっていた。研ぎ方を実際に見て教わろうとしたが「夕方6時過ぎにきなはれ。そうすれば全部の研ぎが終わって、教えてあげられまっせ」と言われ、うちに帰る。研ぎ代はしめて2,800円。
家では心を入れ替えてお勉強をし、その後まったりと昼寝。ああーー気持ちいい。平日休んで昼寝や読書(お勉強)はサイコーだ!
そんで夕方、再びロフトへ。別の木バサミと剪定バサミを持っていって、実演しながら、研ぎ方を教わる。
「あんさんのは裏がダレてしまってるのや。裏側は砥粉と竹のへらで汚れを落すだけ」
「植木屋さんはみんな研ぎすぎや。植木用の刃物はそんなに研がんとよろしい。こっからはあんさんらに出来ない作業やで」と言って、ガタガタになった刃をグラインダーできれいな線を出す。
そして砥石で表を磨く。神業のように手早く磨く。砥石で磨く時は、行って戻ってと磨いてもいいそうだ。ただし、戻りの時に角度が変わらないように注意する事が大切なのだそうだ。
「さあ、切ってみなはれ」と木切れを渡され切ってみる。これが切れる! 岡恒の説明書では裏側も研いで角度を付けないと、太枝を切った時噛んでしまうので、角度を付けるように書いてあるが、それではダメらしい。
「3ヶ月に一遍来ますから、また腕を上げたらおいでえな」と言われ、再会を期して名人研ぎ師と別れる。腕を上げたら、あの1万円の剪定バサミと木バサミを買うぞ!
鋼の良し悪しなんかの解説も受けたが、名人研ぎ師が持って来た素晴らしい剪定バサミと木バサミが似合う植木屋になんとしてもなりたいものだ。ちなみに2回目の研ぎ代は、実演・解説付きだったが、なんとタダ!さすが職人肌!
その後は、ボックスレンチやヤスリやドライバーやゴム手をホームセンターで買い求め、家に帰って剪定ノコの目立てを自分でやった。果たしてどのくらい切れるようになったのやら。
今度はノコの目立てを誰かに教わろう。いいノコも1つ買おう。
ああーー、それにつけても腕を上げたい。
あの名人研ぎ師の神業のような手を、自分も植木屋として身につけたい。
チクショー!頑張るぞ!!
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