晩秋の雨

2002年11月1日
 午後から雨が降り出した。実験場で刈り込みと剪定の特訓中にだ。晩秋の雨は無情で冷たい。「風邪をひくかな?」と少し心配になってくる。カッパは持ってきていなかった。
 オート親爺が「カッパもってこいよ」と促してくれたので、会社に戻り着替えとカッパを持ってくる。
 生き返った。
 今日はイヌツゲやキャラの玉物をしこたま刈り込み、念願のチャボヒバを抜く。チャボヒバはフロリアード2002で金賞を得たものに少しでも近づくようにと、頑張ったものの、仕上がりは似ても似つかぬものになってしまった。しかし、まあまあだぞ!
 最後は濡れたプラタナスに登り、剪定。樹皮がツルツルで怖い。滑落したらどうしようと、腰が引けた剪定をしたので「残した枝が長すぎる」と、オート親爺に指摘された。だって怖いんだもん、木のさきっちょまで手を伸ばすの・・・。
 家に帰って、使い込んだ武蔵と小次郎に磨きをかけ紅椿油(園芸用)をたっぷり塗って、今日のお仕事は終り。
 明日からは、また川口街路樹の予定だ。

コメント