秋空

2002年10月12日
 しらこばと水上公園2日目。秋の空はあくまで高く、風は爽やか、最高の陽気である。休み時間に芝生でねっ転がっていると、そのまま眠りこけたくなるほど気持ちがいい。視界に入るケヤキやハナミズキの葉も色づき始めている。植木屋にとっては最高の季節だ。
 抜根除草は辛いが、昼休みには、まさに現場の駐車場内でやっている「全国大陶器市」を見てきた。有田とか萩とか産地別にいろいろ展示即売をやっており、なかなか楽しい。妻の故郷に敬意を表し、萩焼きの徳利を1つ買った。千円で向うの言い値だ。本当は値段の交渉も可能だと、後で場内放送で知る。くっそー、二千五百円の徳利とお猪口2個のセットが別の売り場にあって、それが欲しかったのに。二千円ちょっとしか金を持ち合わせていず、諦めたが、オート親爺も「交渉すれば二千円くらいに下げたよ、きっと」だと。
 今回は仕事の内容はともかく、大陶器市があったので、面白い現場だったな。BGMで流れてた演歌も随分覚えたし、公園だから静かでいい。来週からは、また街路だ。掃除と除草ばっかしで、植木屋としての腕は全然上がらないけど、施行管理士の勉強をする時間があるので、しっかりやって、明日のマイスターを目指し、めげずにがんばろっと。

コメント