わたくしの夢

2002年9月5日
 わたくしの夢は、5年くらい後に「植X造園」という会社を作ることです。これは、わたくしの目指す造園業ながら、利益追求主義の会社です。儲かることなら土木でも草刈りでも何でもやります。ちなみに植XのXはわたくしの苗字。
 植X造園が儲かったら、次にX庭園研究所といのを開設します。これは2から3人の小さな庭園研究所です。古今東西の庭園の研究から、造園技術、植物学、石と石組、竹垣、造園美術などについて、徹底研究する会社です。研究の成果は、重森庭園研究所や龍居庭園研究所みたいに、本やビデオやDVDにして、世間に広く発表します。なにより、造園業界の技術向上と発展、古より続く伝統や新技法を後世に残すことが最大の目的です。研究したものを講習会などで、若い職人さんに伝えていくのもいいでしょう。設計もやがては研究所の方で主にやるようにして、ただの道楽で終らないようにしたい。
 また、65歳を過ぎたら、これらの事業を後継者に譲り、隠遁生活を送りたいですな。わずかな数の個人邸を管理して、半纏と鉢巻姿で、小遣い稼ぎ程度の仕事をして暮らすのです。
 と、こんな風にたわいもないことを書き綴ったのは、本日の仕事が昨日の続きのどぶさらいで、書くことがなかったからです。でも、まあ今日の仕事は、曇りで涼しくて良かったんですけど。
 午前中でどぶさらいは終って、午後は刈れ変えのヤマザクラの園芸品種名を調査。「松月」という品種名でした。その後、クレーム処理のトウカエデ1本の剪定をして、グリーンセンターで抜根除草。5時に上がって、残材と道具を降ろして、18:20分お仕事終了でした。
 でも、なんかどっと疲れた気がします。昨日からのどぶさらいで重いコンクリート平板を動かしたりしていたせいか、腰に来ています。夏ばてがそろそろ出てくる頃とも言われています。涼しくなるころに、気が緩んで、ドッと疲れが出てくるらしいんですが、体調には気をつけなければ。
 何せ全ては身体が資本。わたくしの夢も、身体を壊してしまえば、全ては終りなのですから。
 植木屋は身体が資本。

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