どぶさらい
2002年9月4日 今日の仕事はどぶさらい。1億5千万円で受注した朝日町中央公園のU字側溝に砂がつまったとのことで、早速のメインテナンスだ。私と空手兄貴とオートレース親爺、ナンとか砦の3人衆が赴く。
午前中は日差しが強くて気が狂いそうだった。午後は曇りで、やや楽になったが、所詮どぶさらい。意味不明の仕事に嫌気が100%だったのに変わりはない。トロツキーがかつて受けた刑罰のようで、雨が降ればまた砂が側溝に流れ込むことが明白なこの仕事に、全員辟易だ。
今日も、5リットルの水と1リットルのジュースやコーラを飲んだ。それでも熱中症気味だ。
そう言えば造園学校時代の同級生で、造園会社で勤務経験のあるM田さんが、「夏は造園会社ってのは、まともな仕事がなくて、除草作業や消毒や土木作業で食いつなぐんだよ。それでみんな参って辞めちゃう人が多いんだ」と言っていたのを思い出した。正しくその通りだ。腰が痛い。側溝のフタは重く、コンクリートで固めたように開かない。砂を小角スコで掻き出す動作は常に中腰だ。
でも、まあ、いいや。私たちは所詮山水河原者。仕事があれば、どんなことでもしなきゃ。善阿弥や相阿弥も、そうやって生きてきたんだろう。
そうやって生きながらも、やがて将軍足利義政などに見出され、銀閣寺の庭のような、究極の美を作ったのだ。
そう、私たちは山水河原者。鋏とノコがあれば自由人。
午前中は日差しが強くて気が狂いそうだった。午後は曇りで、やや楽になったが、所詮どぶさらい。意味不明の仕事に嫌気が100%だったのに変わりはない。トロツキーがかつて受けた刑罰のようで、雨が降ればまた砂が側溝に流れ込むことが明白なこの仕事に、全員辟易だ。
今日も、5リットルの水と1リットルのジュースやコーラを飲んだ。それでも熱中症気味だ。
そう言えば造園学校時代の同級生で、造園会社で勤務経験のあるM田さんが、「夏は造園会社ってのは、まともな仕事がなくて、除草作業や消毒や土木作業で食いつなぐんだよ。それでみんな参って辞めちゃう人が多いんだ」と言っていたのを思い出した。正しくその通りだ。腰が痛い。側溝のフタは重く、コンクリートで固めたように開かない。砂を小角スコで掻き出す動作は常に中腰だ。
でも、まあ、いいや。私たちは所詮山水河原者。仕事があれば、どんなことでもしなきゃ。善阿弥や相阿弥も、そうやって生きてきたんだろう。
そうやって生きながらも、やがて将軍足利義政などに見出され、銀閣寺の庭のような、究極の美を作ったのだ。
そう、私たちは山水河原者。鋏とノコがあれば自由人。
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