試練

2002年8月25日
 8/25(日)も、また、造園協会主宰の2級造園技能士の講習会である。休みはまるで無い。だが、楽しかった。昨日いけば、造園学校時代の級友と会えたのだが、会社の方も、そうそう休んでもいられないので日曜日の今日に講習会を申し込んだのだ。しかし、一人でも技能士の作業をしていると、本物の植木屋になったようで、心が弾む。
 閑話休題、正直言って、技能士の合格は自信がない。今日も結局4時間かかって仕上げたが、後5日で1時間の作業短縮は無理だ。だが、無理を承知で四つ目垣の材料を買ってきて、夜再び作る。夜は街灯と懐中電灯があろうと、手元は見えず、あまり練習にならない。それでも2時間かけて、本日2度目の四つ目垣を完成。家族と共に記念写真を撮った。子供達は、結構喜んでいた。近所のジジババが「こんな夜に何をやってるんだい?」と不審がったり、「まあ器用ねえ」と感嘆したりしていた。こっちは一応プロなんですけど・・・。
 ついでに、番線も買ってきたので、適当な街路樹の鳥居支柱の番線をはずして、付けかえるという練習方法も考えていたけど、疲れたので止めた。お袋から極上の松坂牛が送られてきたので、妙に腹が減ってしまっていたのだ。鳥居支柱は明日だ。それで技能士の練習はお終い。やはり公共工事中心の我が社では、1級施行管理士の方が重んじられる。監督E氏の言葉によると「車に例えると、ベンツとカローラほど違うでしょう」とのこと。
 まあいい。目指しているのは1級施行管理士と1級技能士だから。あと、土木施行管理士と建設会計ね。これだけ揃えば、独立後一人で何でも出来る。
 独立は5から6年後とすでに書いたが、資本と必要なノウハウと資格があれば、いつでもいいのだ。
 ああーー、早く儲かっている造園会社の親方になりたい。技と金とコネ。この3つを、いつまでに整えられるか、それが人生の分かれ目だ。

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