庭師

2002年8月8日
 都内某会社会長宅にて庭師をやる。オートレース親爺と二人で消毒と軽剪定だ。都内なので、現場につくまでに1時間半はかかっただろうか?早出なのに、現場到着は9:00。それから会長宅とその長男宅の植木の消毒。ディプテレックスと展着剤をエンジン噴霧機で散布。小1時間ほどで作業は完了。
 その後、会長宅のカキ・サクラ・ウメ・イチョウ・その他中木類を剪定する。私もサクラの大木と高木を二本剪定。やっと植木屋=庭師らしい仕事をさせてもらえた。剪定も本数が少ないので、午後2時頃には、掃除まで全て完了し、会長婦人の話し相手になって、おいしい冷菓子と麦茶をごちそうになり、3時近くに帰途に着いた。
 今日は楽である。風もあったので、いつもの異常な大汗もかかず、さわやかな1日だ。庭師というのは、本来こんなペースで仕事をするものなのだろう。公共の植木屋?うんざりだぜ。やたら焦ってばかりで優雅さのかけらもない。やはり庭職についたからには、今日のようでなければ。専門校の同級生達で、シルバーや独自に仕事を展開している人達は、毎日こんな感じなのだろう。うらやましい。毎日がこんな感じならとても楽しい・・・。
 それに今日は不思議と涼しかった。8月9日は立秋とのこと。それで恵の風が吹いたのか?夏は乗りきったのだろうか?去年があれだけ暑かったので、今年はそうでもないとたかを括っていたが、今年も去年異常の猛暑で、とにかく大変だった。秋になって、がっくり夏後バテにならないよう、身体をしっかりケアしなければ。
 夜は友人の奢りで飲んだ。うまい焼き鳥屋と可愛い娘のいる安いスナックで、ご機嫌!ああーー、楽しい1日だった。
 早く本格の植木屋マイスター=庭師=造園家になろう。独立して、経済的にしっかりやっていければ、やはりこれほど楽しい仕事もめったにないと実感、実感。

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