特別扱い

2002年8月3日
 今日は行くべき現場がない。オートレース親爺と空手兄貴がコンビでどこかへ行った。私はとうとう職人クビか・・・。と、思いきや、新社屋の完成がなったので、その整備に使われる。一緒に新社屋の整備をしているメンバーは幹部社員と女性だけだ。職人は忌み嫌われるように外仕事に出されている。昼飯は寿司を振舞われ、ビール付だ。そこへ、矢名の頭が運悪く帰ってきた。矢名の頭の寿司は無い。「中でお弁当食べなよ」と社長たちが誘ったが、気を悪くしたのか「いや、今日は早上がりさせてもらいます」と言って帰ってしまった。私は新社屋でビールまで飲んでいた。これが嫌われる原因だ。でも、社長が薦めたんだもん、仕様が無いじゃん!
 片づけやら、机の運搬やら、ISO9000のための道具の整理やらやっていて、ちょっと今日は楽だなと思っていると、夕方になって突然専務が「寮の隣の敷地に植えたハナミズキとオオムラサキの仮植え場に草が凄く生えてしまっているので抜いてきて」とのこと。トホホホホ。結局、最後は得意の抜根除草だ。4:00から5:00まで、死ぬほどの勢いで、夏の物凄い勢いの雑草を、手が痛くなるほど抜きまくる。
 もう、抜根除草で、この会社において、私の右に出る者はいまい。
 帰りになぜか、オランダのDRUMという、紙巻タバコを買って、家で一服して、喫煙を楽しんでしまった。
 また、私は愛煙家に戻ってしまったのだろうか?もう要らないと思って売ったデュポンは1万円になったが、もったいないのでとっておいたフランス・ワールドカップ記念限定銀製ジッポ−を復活させた。4年前のナニのプレゼンツの品だ。
 タバコはうまい。でも、もう薬みたいに、夜と朝にちょっとしか吸わないだろう。体がそんなに受け付けないのだ。やはり植木屋は健康的な職業だ。

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