うだる

2002年8月1日
 うだるような暑さだ。東京も35度をとうとう超えてしまったらしい。アスファルトが熱くて、足の裏がやけどしそうだ。そんなわけで、今日は川口幹線道路街路樹抜根除草。空手兄貴・オートレース親爺・私の3人メンバーだ。
 朝がた、出る前に専務から大きな木の根っこを7本ばかり、チェーンソーでバラバラにして、パッカ−車に詰め込むように指示される。仕事前に全員汗だくで、フラフラだ。
 抜根除草をしていても、空手兄貴の動きがおかしい。完全に熱中症を起こし、動きが亀のようにのろい。休み時間も全員しゃべる事も無く、新芝川の橋の下のホームレスのテントの隣で、ひたすら寝る。空手兄貴の動きがあまりにも悪いので「逆おっ飛ばし」でもかけてやろうかと思ったが、気の毒なのと、自分も熱中症と戦うのが必死で、やめにしといた。
 なんやかんや言っても、全員の頑張りで予定のスパンを4:30に終え、帰社。会社では明日の準備に、隣のS農園でクルメツツジ128本・サツキツツジ21本・オオムラサキツツジ21本をダンプに積み、500Lのタンクに水を入れ、植栽の道具を積みこんだ。明日は幹線27号線街路樹の低木の植え替えだ。「この暑いのにスコップを持つんだぜぃ!」とは、空手兄貴の嘆きだ。
 「さて、帰るぞ」という段階になって、専務が矢名の頭が帰ってこない、連絡もつかないと騒ぎ出した。現場は近所のO氏邸。高血圧症持ちなので、この暑さで倒れているんじゃないかと心配し、専務自ら様子を見に行った。私はその時点で帰ってきてしまったので、どうなったか事の顛末は分からない。今日出社して分かるだろう。大丈夫だろうか?とにかく今日は今年最高の暑さだったのだ。
 家に帰る前に、造園関連の本と写真を取りに大宮駅の周辺に寄った。忘れていたが、今日は氷川神社の夏の大祭だ。昨日も花火大会で親父の家から良く見えるので、女房子供を連れて、花火見物をしながらビールを飲んでいたのだが・・。
 車は駅方面まで入れないし、凄い渋滞だ。とりあえず行けるとこまで行って、駐車場を探し、ガーデンデザイン入門(農文協2,850円)、坪庭のすすめ(講談社1,500円)、趣味の園芸(NHK出版協会480円)を購入、さくらやで先日の北茨城旅行の写真を受け取る。うーーん、ボクって勉強家!!写真も上出来でご機嫌だ!!!
 明日は金曜日か。1週間の通りすぎるのが異常に早く感じる。1日1日命を削るように仕事をしているのに・・・。1日1日を大切に、少しでも、1歩でも植木屋マイスターに近づいている事を確認しながら生きていこう。時間はそんなにないのだから。

コメント