究極の疲労

2002年7月23日
 辛い。夏である。植木屋というものが、こんなに辛いものだとは、思いもしなかった。とにかく、身体が辛いのだ。その日の内に全身筋肉痛になり、熱中症の症状が出て、倦怠感で全てが嫌になる。
 家に帰ると、今日の飯はハヤシライスとウナギの肝焼きだという。「ばかにすんな!!」と怒鳴って、3千円ばかりカミサンからふんだくり、近所の焼鳥屋へ行く。ここは焼鳥だけでなく、いろいろな凝った肴で評判の店だ。生ビールや久保田を飲んで、思いつくままに食べたいものを食べる。牛刺し・レバー焼き・ヤナカショウガ・もつ焼き・etc.・・・。
 これでなくては。これでなくては、このキチガイジミた夏を越える事はできない。
 暑い。昨日も書いたがヒートアイランド現象なのだ。その中で、今日は公園の土の交換だ。そこへ明日、オオムラサキツツジとサツキツツジを900本以上植える。親方が専務だったので、気が抜けない。汗がほとばしった。専務は「そんなに張りきると、後が続かないぞ」と言ってくれている。経営者でもないのに、下っ端の私だけ死ぬほどこき使う空手兄貴や鹿頭ジジイとはえらい違いだ。
 この夏・・・、この夏さえ乗りきれば、私の植木屋としての未来が見えてくるだろう。
 頑張ろう!!

コメント