炎天

2002年7月15日
 もうすぐ台風が来るというのに晴天だ。ここのところ晴天だと必ず今年最高の暑さになる。今日も浄水場の低木刈込みだが、皆身体が重そうで、ゆったりと動いている。これなら「遅い!」と文句を言われまい。先が見えてきたので、仕事も急がなくていいらしい。でも、暑い。まさに炎天下だ。ちょっと動いただけで汗がしたたり、頭がクラクラする。これでフルで働いたら、たちまち熱中症だ。
 この浄水場が終れば、一段落だ。後は川口街路樹の2クール目と所沢の住宅公団の仕事がメインで、隙間隙間に個人邸が入る。個人邸を丁寧に、時間をかけて、じっくりとやってみたいものだ。とにかく今は腕を上げる仕事がしたい。いいかげん、荒っぽい、効率だけを求める仕事は嫌になってきた。美を追求するために、私はこの世界に入ったんだ。金のためなら、もっといい仕事がいくらでもあるのだから。

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