しらこばと水上公園2日目。高木剪定と枯木の撤去である。矢名の頭がドタキャンで休みなので、私と空手兄貴とオートレース親爺と監督K氏の4人で現場に赴いた。下請けのJ造園も低木刈り込みで入っている。
 久々に木バサミと剪定バサミと剪定ノコを腰に付けて、15段脚立に登って高木剪定をした。「うわーい植木屋だー」と思ったら、樹種はシュロだけ。シュロを50本あまり、ひたすらオートレース親爺と2人で抜く。抜いて抜いて抜きまくる。剪定バサミの根本に手を挟み血豆になっても、手首や掌がどんなに痛くても、懈怠は許されない。空手兄貴は枯木をチェーンソーで伐採している。パッカー車もクレーン付き4t車も残材で満タンだ。
 3時の休憩時間に専務が様子を見に来た。1人足りないので、作業の遅れを責められることもなく、休憩後すぐに掃除にかかった。空手兄貴が先行して掃除をしていたので、結局4:30に作業終了。監督のK氏も「残りは来週の火曜日でいいでしょう」とのことなので、会社に帰った。
 今日は4:30頃雨が落ちてきたが、なんか精神的圧迫感もなく、シュロ1本槍とはいえ、高木剪定をし、程よい気温の中、気分良く植木屋の仕事ができた。
 こんな日が続けばいいな。こんな日々を送れれば、肉体的に多少きつくても、植木屋になった甲斐があるというものだ。
 帰りがけ床屋に寄り、家で韓国対トルコ戦を見ていたが、結果を見ずに寝てしまった。トルコが3−1で勝っていたところまでしか覚えていない。
 でも、心地よい疲労と満足感の1日だった。

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