レッドサン

2002年4月13日
 今日のメインの仕事は、川口の青木町第2公園の残ったサワラとマテバシイ計5本の剪定と鳥居支柱1つの撤去と、マテバシイの枯れた木を3本の伐採。空手兄貴と二人で掃除も含め11半に作業終了。長い昼休みを取って、社長自宅横の植木畑に行く。先日来の生垣作りの続きだ。矢名の頭はすでに自分の仕事を終え、黙々とツバキを植えていた。ユンボを出して、長大な生垣を午後いっぱいで完成させなければならない。午後4時半、私が水くれをしていた。安行流の水くれは、植えた木の鉢と地面の隙間をホースで探り当てて、水がしみこめないようになるまで水をやり、へこんだところへ土を盛るという方法だ。これは専門校でも習ったことがないが、水決めの方法としては、理に叶っている。さすがだ。定石通り水くれをやっていると5時の鐘。矢名の頭が「本当はこんなやり方はなしね」といいながら、木木全体に水をかけ、水を凄い勢いで出しながら、水の勢いで水鉢を作りそこに水を貯める。一挙に水くれを終わらせた。時間は6時近い。会社に戻って、明後日の出社時間を確認し、帰路につく。植物振興センターのハナミズキが美しく咲いていた。まだ4月中旬だぜ。地球は、日本は確実に温暖化していると思った。この職業について、というか専門校時代から、ものすごく季節や天候や気温に敏感になった。植物振興センターで要素の勉強しなけりゃと考えながら、北西に向けて車を走らす。土曜日なので、帰宅タイムのわりには、案外すいていた。
 西の空には巨大なレッドサン。美しい・・・。

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