マンション工事
2002年4月12日 今日は高井戸のマンション工事。マンション周りの植えだめに、カナメモチ23本、サツキツツジ50本、サザンカ14本、キンシバイ10本、マテバシイ1本を植える。マテバシイには竹の八掛け支柱を、カナメモチには胴縁2本の布掛け支柱を、サザンカには竹の1本支柱をそれぞれ施し、上等の黒土の客土を入れ、水くれをして、掃除で完了・・・・のはずだった。図面と打ち合わせでは、現場にユニックを乗り入れられるので、客土4立米の搬入も数十分で済む・・・はずだった。
だが、今日のメンバー、矢名の頭と空手兄貴が道すがらにしきりと「あの営業の言う事だから、やな予感がする」と言っていた。
行って見て、びっくりというかやっぱり。現場は狭く、他の各職人の車がすでに入っていて、ユニックを乗り入れるどころではない。
無情の雨は降り続いている。この3人なら、打ち合わせ通りというか、約束通りユニックが現場に入れれば、3時には仕事は終わるだろう。先輩2人のやな予感は的中。
結局、ほぼ3立米の客土を使ったが、半分以上は手作業になった。ミと1輪車でコツコツと、しかし、大汗をかきながら土を入れた。「真夏なら熱中性で死人が出てましたね」と監督に皮肉を言うと「ほんと寒いくらいの天候でよかったね」だって、バカヤロー!!
しかし、作業は6時には終了し、帰りの準備。
このマンションのオーナーの老婦人がやって来て「これはなんの木?カンツバキ?」「いいえ、サザンカです」「ああ、サザンカ。いいわねえ。でも根付くかしら」、監督「大丈夫。根付きますよ」、「本当にきれいになってわね」等などの会話。監督からも「とてもきれいにできました。ありがとうございます」とねぎらい。私は・・・いや私たちは、初対面の人達に、感謝されるほど美しい物を作ったのだ!やった!苦労した甲斐があった。
帰りの車中、高速の入り口に、造花のサクラの飾りが施してあった。そんなことでもしてドライバーの心を和らげ、少しでも事故を減らそうという考えなのだろう。
私は今、そんな仕事の真っ只中にいるのだと思った。
だが、今日のメンバー、矢名の頭と空手兄貴が道すがらにしきりと「あの営業の言う事だから、やな予感がする」と言っていた。
行って見て、びっくりというかやっぱり。現場は狭く、他の各職人の車がすでに入っていて、ユニックを乗り入れるどころではない。
無情の雨は降り続いている。この3人なら、打ち合わせ通りというか、約束通りユニックが現場に入れれば、3時には仕事は終わるだろう。先輩2人のやな予感は的中。
結局、ほぼ3立米の客土を使ったが、半分以上は手作業になった。ミと1輪車でコツコツと、しかし、大汗をかきながら土を入れた。「真夏なら熱中性で死人が出てましたね」と監督に皮肉を言うと「ほんと寒いくらいの天候でよかったね」だって、バカヤロー!!
しかし、作業は6時には終了し、帰りの準備。
このマンションのオーナーの老婦人がやって来て「これはなんの木?カンツバキ?」「いいえ、サザンカです」「ああ、サザンカ。いいわねえ。でも根付くかしら」、監督「大丈夫。根付きますよ」、「本当にきれいになってわね」等などの会話。監督からも「とてもきれいにできました。ありがとうございます」とねぎらい。私は・・・いや私たちは、初対面の人達に、感謝されるほど美しい物を作ったのだ!やった!苦労した甲斐があった。
帰りの車中、高速の入り口に、造花のサクラの飾りが施してあった。そんなことでもしてドライバーの心を和らげ、少しでも事故を減らそうという考えなのだろう。
私は今、そんな仕事の真っ只中にいるのだと思った。
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