薬剤散布

2002年4月6日
 今日の仕事は、大金持ちのO氏邸にて薬剤散布。
矢名信夫似の頭と二人で、スプラサイド乳剤と展着剤を1500倍に薄めて、マスクをして撒きまくる。現場監督のE君から「薬剤散布は効きますよー。うちに帰って酒飲んだら、おかしな酔い方をしますよ。幻覚をみたりして・・」と言われる。「それじゃ合法ドラックじゃん」と言ったら。「その通り」だって。
 O氏邸とその前の倉庫会社に薬剤散布を行なったが、9時半で終わった。性能の良い散布機と、段取りの良さで早い。やはり仕事は段取りと道具が勝負の分かれ目だ。余った薬を社長の指示で、会社の園芸店と、社長自宅横の植木畑に撒いて、タンクを洗い、別の散布機を調整して仕事は終了。
 午後からは、空手兄貴と3人で、社長自宅横のオガタマやツバキの剪定だ。矢名の頭は耕運機で野菜畑を耕して、畑内のコンクリート平板を敷き直している。午後の一服は40分もあった。暇だ。来週からは、街路樹の高木剪定が入るとの事で、忙しくなるだろう。
 5時きっかりに仕事を終え、会社に帰り、お茶を入れてもらって、雑談をして5時半に家路につく。
 今日はタコプー氏とたけちゃんで飲む約束がある。暇なので、脚立の上からTELしたのだ。たけちゃんで絶品の焼鳥やレバ刺等を食し、閉店まで飲む。幻覚は見なかった。私がよっぽど酒が強いのか、アシスタントであまり薬剤を吸っていないせいなのか?
 閉店まで飲んでいると、たけちゃんの親父が久保田の百寿を1本土産にくれる。なんの風の吹き回しだ?腰が痛いので、店を閉めるつもりか?おかげで、たけちゃんの帰りにうちに帰ってさらに飲んでしまった。タコ氏も私もベロンベロンだ。
 私は1流の植木屋を目指している。これからは、酒も博打も多少慎んで、仕事を覚え、資格試験の勉強に励み、囲碁と書道と空手の修行に時間を裂こうと、激しく反省した。

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