町の鍛冶屋さん

2002年3月26日
 会社が火事になってしまったが、何とか応急処置で会社機能がちょっぴり回復。我々職人は、いつも通り決められた現場に赴く。
 今日の現場は川口市の朝日中央公園の引渡し検査のための総仕上げ。空手友達で兄貴各の人と二人で赴く。仕事の内容は、花壇のゴミ拾いと、地被植物の倒れた物の復旧と、黒土を入れ、最後に下請け各社さんの帰りを待って、現場の点検をし、バリケードを閉じてお終い。結局5時までかかってしまった。ここの総監督は、うちの会社の1級施行管理士の20代の若者だ。彼によると「この仕事は達成感がたまらない」とのことで、私が1級施行管理士を受けたい旨を聞き、全面的に協力してくれるとの事だ。おおーー、植木屋マイスターへの道に心強い味方登場!!!!!
 今日のいじった植物はニシキギ・ツツジ・イワナンテン・ヤブラン・ヒペリヒラムカリシュラム、全部低木と地被植物だ。木バサミも使ったが、黒土の袋を開けるためだけ。まだまだ、剪定や刈込みはさせてもらえない。当然だが。
 そして夜、帰りに鳩ヶ谷にある町の鍛冶屋さんに寄った。空手友達兄貴にわざわざ先導して連れて行ってもらった。刈込みバサミの長柄を取り替えてもらうためだ。総額2,500円とのことで、買うより安いし、ちょっと柄が長くなって都合がいい。短い柄の刈込みもあるので、丁度いい道具揃えになった。町の鍛冶屋なんてよっぽどの田舎か、逆に安行の近くような需要のあるところにしか、もう無いでしょう?とにかく助かった。これでボクの取り揃えた道具がほぼ復活する。
 「町の鍛冶屋さん」それは、植木屋マイスターを目指す私には、なくてはならない存在だ。
 腕を上げたら、手製の刈込みや木バサミ(総鋼造り)を必ず買いますからねえ!!

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