大変事

2002年3月25日
 てーへんだ、てーへんだあっ!月曜日に会社行ったら、会社が火事で、全壊状態。入社4日目、実質出勤3日目での大変事。目が点になった。幸いケガ人は出なかったが、今日の仕事は生まれて始めての火事場の後片付けになってしまった。(研修はとうぶんお預けかな?)
 年度末の忙しい時に、会社の重要書類やデータもみんな燃えてしまったし、ボクの年金手帳・健康保険・雇用保険証書という、労働者のための3種の神器も全部燃えてしまった。幸いろロッカーに入れていた道具類は、刈り込みバサミの長い方の柄と安全帯とメジャーと小熊手と道具袋とゴム足袋が焼けてダメになってしまったが、他は水浸しになっただけで、何とか助かった。とにかくびっくりしたよ。
 出火原因は、日曜日の昼時に社長がマキの倒れた古木を切って燃やしていたものが、夜に置き火のままになっていて、それが夜、引火しやすいプラスチックの草花のポットに引火し、さらに薬品庫に引火してしまったらしい。やはり、古木を切る時は、災いをもたらすので、必ず何か儀礼をしなければいけない。それが植木屋のしきたりだ。
 会社でも燃えた後、マキの古木に塩をまいていたが、それでは後の祭。とにかく大変事には参った。ボクの道具類と健康保険の類が復活するのはいつのことやら・・・。
 感心したのは、会社の出火見舞に国会議員・県会議員・市長まで来たことだ。朝から帰るときまで、取引先や御近所・親戚、その他多勢がお見舞に来ていた。それだけ老舗で信用のある、顔の広い会社なのだろう。
 ところで、この火事は前途多難な植木屋マイスターへの道を暗示しているのか?
 それとも、ボクの「復活の人生」の象徴なのか?
 とりあえず、明日も会社はいつも通り仕事があって、現場へ赴かなければいけない。

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